2010年1月16日(土)
寒中朝風呂プチツーリング

目的地 こだま温泉
ルート 行き : 環七 → 国道17号 → 国道462号
帰り : 国道462号 → 関越自動車道(本庄児玉 〜 練馬)→ 目白通り → 環七
走行距離 184km

振り返ってみれば、昨年は骨折の治療で年があけ、2月にはツーリングに復帰して、海、山、様々な場所を走り回り、キャンプし、夫婦そろって宗谷岬に到達し、ラストツーリングは、やはり夫婦で房総半島を走った。去年一年のツーリングは13回。ツーリングで走った距離は5,131kmだ。無事故無違反で、楽しく一年過ごすことができた。そのことに感謝。

で、2010年の初ツーリングだ。
俺は行き先を検討し、けっこういいかげんに決定した。そして結局、今回のツーリングはまったくどうということもない計画となった。すなわち、国道17号を本庄児玉の辺りまで走り、源泉かけ流し且つ早朝から営業している日帰り入浴施設「こだま温泉」で朝風呂に入って、とっとと帰ってくるというものだ。はっきり言って、レポートを書くほどのこともないツーリングだ。しかし、せっかく写真を撮ってきたので、ちょっと書いてみることにしたのだ。


4時起床。
予想通りの寒さだ。関東地方では、年を越してから本格的な冬の寒さに突入したようだ。
震えながら洗面を済ませ、昨晩用意した装備を身につけた。5時5分に自宅を出発。環七のセルフスタンドでガソリンを給油して、国道17号を進んだ。

新大宮バイパスをもくもくと進み、「蓑田」交差点を右折して熊谷バイパスに入った。鴻巣市から行田市を通過して、熊谷市に入ったあたりで夜明けを向かえた。出発から約2時間走り、道の駅「おかべ」で本日始めての休憩。

本日の服装は、下はユニクロのヒートテックの股引、ユニクロのエアテックパンツ、RSタイチのオーバーパンツ。上は、Tシャツ、マイクロフリースシャツ、GOLDWINのウィンドストップインナー、ユニクロのプレミアムダウンウルトラライトジャケットの上にライディングジャケット。靴下は山用のウールソックスを二枚重ねだ。ヘルメットはフルフェイスを冠り、フリースのネックウォーマーであごまでカバーしてある。

この装備で出発から2時間、ノンストップでガンガン走った。結果、手足の指先はしびれて辛いが、その他はそれほど寒さを感じない。気温は足立区の我が家を出発した時点で2℃位。この辺りでは、水溜りが凍っているところをみると、恐らく氷点下なのではあるまいか。というわけで、この服装の組み合わせは充分な防寒性能を発揮しているのだ。今後も、冬のツーリングの定番にしよう。

国道17号から国道462号を左折。本庄児玉インターを超えて少し走ると、道の右側に「こだま温泉」が見えてきた。

午前7時45分。
出発から93km走って本日の目的地、「こだま温泉」に到着したのだった。

CB400SSを二輪車置き場・・・というより、自転車置き場に停め、ライディングジャケットとユニクロのダウンを脱いで荷台のネットに括り付けた。そして「こだま温泉」の建物に入っていった。駐車場は既に満車状態で、地元のご老人達が続々と建物に吸い込まれて行く。
俺は入り口のたたきに設置されたイスに座ってブーツを脱いだ。それじゃなくてもエンジニアブーツは、脱着が面倒くさいのだが、今日は厚手のウールソックスを二枚重ねしているので、けっこう手間どった。あーめんどくさい。
そんなことはどうでもいいとして、俺はフロントのカウンターで受付のおばさんに早朝料金500円を支払い、浴室に向かったのだった。受付のおばさんは、アムロレイの髪型をしていた。(どうでもいいって)

こだま温泉には広い内風呂、露天風呂、サウナ、気泡の浴槽、打たせ湯などがあり、泉質はナトリウム-塩化物温泉(弱アルカリ性高張性温泉)。神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺などに効果があるらしい。

ああ、いい湯だった。じっくり湯に浸かったので、ぽっかぽかだ。
建物の表に出て少し休憩し、汗が引くのを待ってダウンとライディングジャケットを身に着けた。ネネックウォーマーを着けてヘルメットを冠り、めがねを掛けてグローブを装着。そして出発。
来た道を少し戻り、本庄児玉インターから関越自動車道に乗った。

この時点で時刻は9時位。
朝の太陽光が、贅沢に降り注いでいる。一日はまだ始まったばかりだ!

高坂サービスエリアで休憩。もちろん掻き揚げうどんを食べた。ここの掻き揚げは、本格的なてんぷらだ。俺はそれが気に入らない。俺はもっとチープな掻き揚げがすきなのだ。(だからうどんの写真いらないってば)

関越自動車道を順調に進み、練馬出口で一般道に下りた。目白通りは笹目通りの交差点までは混雑していたが、それを過ぎると順調な流れとなった。

午前10時50分。出発から184km走って無事に帰宅したのだった。


最近、朝風呂プチツーリングがマイブームになっている。今回も朝風呂に入るためだけに、往復180km走った。寒い中、防寒装備に身を包んでもくもくと走り、ただ朝風呂に入って帰ってくるという行為が、なんだかすごく楽しい。ツーリングで冷えた体で湯船に入る瞬間の気持ちよさは、筆舌につくしがたいものがあるのだ。次回の朝風呂ツーリングは、もう少しじっくり検討し、ツーリングも楽しめる場所を目的地に選択するつもりだ。


戻る